01:基本用語の解説
一眼レフカメラの基本用語の解説
初心者の入門編ページなので、基礎用語を覚えていきましょう
・ISO感度
光に対する敏感さを示す数値
数字が大きいほど、少ない光のなかでも明るく撮影できる(画質は落ちる)
逆に数字を低くすると画質が良くなるが、暗めに写る
(明るくない場所の場合、照明便りになりがちになる)
・ホワイトバランス
その場の光の色がどんな色かを調整し、
白色を白色として正しく映せるように補正する機能
(カメラは周りの光の色を設定してあげないと色が分からない)
プリセット設定では
太陽光:被写体が日の光に当たっている状況
日陰:晴れた日の屋外での日陰にいる状況
曇り:曇の日の状況
蛍光灯:室内の蛍光灯にいる状況
白熱電球:白熱電球の部屋にいる状況
があります
状況に合わせたホワイトバランスを設定すると良い
場合によっては、
あえて本来状況とは違う設定をすると、雰囲気が出ることもあります
(画像参照:http://diji1.ehoh.net/contents/whiteb.html)
・F値
F値=絞りを表す値
※絞りとは光量を調節する事
絞りを開放する=F値が小さい=明るく写る
絞りを絞り込む=F値が大きい=暗く写る
・シャッター速度
シャッター速度が速いほど
→ 写真は暗めに映るが、手ブレに強く、速く動く被写体も捉えられる
シャッター速度が遅いほど
→ 写真は明るめに写るが、手ブレに弱く、速く動く被写体を捉えられなくなる
※滝などを移す場合の例
シャッター速度を速くする:水の流れが止まっているような画像になる
シャッター速度を遅くする:水の流れが見えるような画像になる
・被写界深度
ピントの合っている範囲の事
被写界深度を理解していれば、
特定の被写体にピントを合わせ、背景をボカすということが可能になる。
参考になるサイト
http://allabout.co.jp/gm/gc/372455/(All about 被写界深度とは何か)
・RAW
撮像素子から得たデータをそのまま羅列したもの
分かりやすく言うと、現像前のネガのような存在
Rawデータのままでは表示や印刷などはできない
Raw現像ソフトを使って現像する
jpegに比べて容量がものすごく大きいが、
画像劣化を抑えて自分好みに現像できるのでとても便利
Photoshopを持っている場合は、
Camera RawというプラグインでRaw現像ができる
※Photoshopのバージョンによって、
どの一眼レフカメラに対応しているかが変わります
詳しくは
→http://helpx.adobe.com/jp/photoshop/kb/235791.html
(Adobe カメラ機種対応表)
・露出
イメージセンサーに当てる光量の値
露出補正・絞り・シャッタースピードなどで調整する
・ASP-C機
撮像素子サイズの規格の一つ
比較的、低価格帯の一眼レフカメラに多く、
入門機のほとんどがASP-C機である
気軽に撮影したい人向けの規格であると言える
同じレンズを使った場合、
フルサイズ機の1.5倍程度ズームされた状態で撮影される
・フルサイズ機
撮像素子サイズの規格の一つ
比較的、高価格帯の一眼レフカメラに多く、
上級機のほとんどがフルサイズ機である
本格的に撮影をする人向け
同じレンズを使った場合、ASP-C機のよりも広い範囲を写すことができる
・マウント
一眼レフのボディとレンズを接続する部分のこと
レンズを選ぶ時、ボディのマウント形式に対応したレンズを購入しないと
せっかく購入したのに付けられない…なんてことがあるので注意が必要
・バリアングル液晶
通常の固定モニターと違い、
一眼レフ後部にある液晶の角度を自由に動かすことができる
バリアングル液晶があると、モニターを見ながらの撮影が非常にやりやすくなる
初心者には特に嬉しい機能である